Poem of Two Winds and a Voyage Front Cover

Lyric

Poem of Two Winds and a Voyage

NOBU-TA

陽の射す丘から 声が響いた

「新たな理想郷(フロンティア)へ、皆で漕ぎ出そう」

熱意に染まり 旗を掲げれば

我らは選ばれて 船は進み始めた

海図を広げて 未知を語り合い

積み上げた設計図  夜明けを待った

確かに見えた 新しい景色

この手で未来を 描けると

ああ 揺らぐのかい? あの日の熱も

背後で渦巻く もうひとつの風

仮面の下から 探るような眼差し

我らの「決断」を 手にしたいだけか

「君たちの意見が道標になる」と

優しい言葉の 裏に棘を感じ

どちらに進めば 正義(こたえ)となるのか

小さな船団は 波間に戸惑う

舵を取るべき 人々の沈黙

誰を信じれば この霧を抜けられる?

真剣(ほんき)で描いた あの日の設計図は

ただの紙切れに 終わるのか

ああ 届かぬのかい? この誠意さえ

声なき我らを 防波堤にして

守りたいものは それぞれの地位か

真摯な願いすら 利用されるのか

誰のためなんだ? 何のためなんだ?

掲げた理念(ほし)は 遠く霞んでゆく

大きな力は 自分だけを向き

板挟みの我らに 答えを委ねる

ああ 虚しいのさ もう何もかも

それでも心の 奥底で灯る

小さな誇りだけ 消せやしないけど

このやるせなさ 何処へ運ぶ

今日もまた 重い錨(いかり)を下ろす

二つの風に揺れる航路の果て

ため息だけが波に消える…

  • Lyricist

    NOBU-TA

  • Composer

    NOBU-TA

  • Mixing Engineer

    SUNO AI

  • Vocals

    SUNO AI

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