

陽は昇っていても
それは隠れてばかり
きっと私は雨雲と
旅をしているのだろう
両手に抱えた
想い出に 火をつけて
あの人をただ追うように
空に還す
遠い日に失った道が
今 私を呼んでいる
黄昏の向こうから
去って行った者達の数をかぞえては
ノートにバツをつけて
変わり果てた友を置いて
先を急ぐ
散り落ちた信念(こころ)
拾い集めたとしても
きっと私の掌では
握り潰せやしない
両手を延ばして
触れようとした蜃気楼
行き着く先見届けずに
空に消える
想い出を焼きつけた
フィルムのように
巻き戻せない
記憶があるならば
今日進んできた道を 悔やむこと
願いのかたちが少し違っても
次に隣に居るのは
貴方がいい
去っていった者たちの
呼ぶ声は遙か 遠くに掻き消されて
歩んだ道が見えなくても
振り向かずに
変わり果てた友を置いて
先を急ぐ
- 作詞者
須賀博司, 高坂夏海
- 作曲者
須賀博司

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アーティスト情報
ヘリオトロープ
Vo.高坂夏海とKey.須賀‘こばると’博司によるユニット。それぞれ別のバンドやソロ活動をしていたところ、ジャンルに囚われない曲作りがしたいと考えていた須賀が高坂を誘って2014年4月に結成。同年6月に初ライブを行い、以後都内のライブハウスで不定期に活動中。 ユニットの合言葉は「少しくらい面倒くさい音楽ならとても楽しい。」
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