楽譜のジャケット写真

歌詞

楽譜

ふみちさん

水曜日のたびに からだがこわばる

正しい指の場所 正しい息の量

全部そろえても 鳴らない音がある

いつからだろう 音が怖くなったのは

しずまった部屋で 落とした沈黙を

今もポケットの奥に しまったまま

楽譜の外側で 鳴っている何かを

君は窓を開けて 迎え入れていた

名前のないメロディ かたちのない合奏

間違いなんてなかった そこには

透明な羽の 生きものみたいに

じっと止まる時間にも 意味があると

図鑑をめくる横顔が 教えてくれた

待つことと 止まることは 違うんだって

ばらばらの音が 重なった放課後

ずれたまま 天井まで 昇っていった

楽譜の外側に 私の居場所があった

ぎこちない旋律も 揺れながら続いた

名前のないメロディ 誰にも聴かせない歌

それがいちばん正直な 私の音だった

ふるえた足で立って 息を吸い込んだ

途切れた 二秒の 空白のあと

それでも その先に 音はあった

完璧じゃないけど

それでいいと思えたんだ

楽譜の外側に 私らしさを見つけた

窓から入る風を 今も胸で感じてる

こわばりから覚めた あの日の朝のように

小さなひとことが 私を変えていく

  • 作詞者

    ふみちさん

  • 作曲者

    ふみちさん

  • プロデューサー

    ふみちさん

  • ギター

    ふみちさん

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    楽譜

    ふみちさん

「正しく弾くこと」に縛られていた主人公が、放課後の空き教室で「楽譜の外側」にある自分だけの音を見つける物語。アコースティックギターの弾き語りとオルガンの温かい音色で、不完全さの中にある美しさを描いた楽曲。

アーティスト情報

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