歌詞

夜の喫茶店 カウンターに座り言葉を詰め込んだノートを開く

カランコロンと揺れている胸の中のピース "只今工事中” 覗かないで

手を動かせどもインクの無駄遣い そんな気持ちに支配される

店に飾られてる赤色のランプシェード 心が少し暖かくなる

何でも呟けて便利な時代にはなったけど本当に大切なコトは何1つ全然書けないな

叫んだりしなくたって ちゃんと聞こえるし全部 全部 全部 わかる

大切な言葉がずっと自分の中にあれば良いや

そっと差し出された サービスのチョコレート 口の中で解けて消える

ポロポロと溢れてくる 涙のスコール 壊れた蛇口は何で止める?

絞り出した言葉だから笑われても気にしないと言える程強くはなれないな

覗いたコーヒーに映る悩んだ顔 黄色のカップに沈み込んだ

時間を切り取れて便利な時代にはなったけど大事な思い出はいつもレンズ越しだと気付かないな

泣いたりしなくたってちゃんと伝わるし全部 全部 全部 わかる

大切な想いがもっと自分の中にあれば良いや

誰かの物差しで計ると無駄に見えるモノ そんな無くても困らないモノが

時に人生を豊かにしてくれんだと そう思える生き方が出来たら本当に素敵ね

悲しくなんかないや 苦くて甘いコーヒーとチョコレート

こんな夜のお供は何時ものそれだけあれば良い

飽きるほど悩んじゃって ありったけの言葉で全部 全部 全部 埋めて

そうやって進むしか無いんだ馬鹿だな でも今日はそれで良いや

夜の喫茶店 カウンターに椅子を戻し立ち上がりレジへと足を向ける

来客を告げる為カランコロンとなるベルが付いてる青いドアくぐって帰る