歌詞

嫌い　ウザい

醜い言葉だけがここにあって

狭い　狭い

視野の外　知らないままで

待って　どこで間違えた

捨てるために集めてばっか

勝手気ままの代償

降る雨の音さえも　詫びてくれ

都合よく思い出す

「君」がいない事実だけが

鍵かけた　真綿の檻の中のカミソリ

傷をつけた机と

割れなかった窓ガラスが

垂れた蕾　を引きちぎり

誰か嗤った

他愛もない　言い合い

正しさだけは僕にあって

青い　青い

春はまだ知らないままで

だって　他人の苦しみ

僕の痛みと無縁の白さ

勝手気ままのふるいに

噛む飴の　音だけを　残す

どこにも行けないから

首輪つけて1人座る

狭い部屋　の隅にまた　体を預けて

憧れに指先が

集まる星座を堰き止めても

色とりどり　の光だけ　輝く

光を浴びる悪魔の偶像

満ちることなき承認衝動

強いだけの君はきっと

魅力的なんだろ

それでも握る過去と

捨てずにおいた答えが

今　未来さえ置き去りにして

都合よく思い出す

「君」がいない事実だけが

この先も　また終わりの

色を放っても

憧れに指先が

集まる星座をなぞりだせば

紡いでく　幾多の夜が　朝を迎える