歌詞

笑い方が少しずるいよ

くだけた声が　耳に残る

ただの挨拶みたいな言葉

なんでこんなに響くんだろう

目が合うたび　期待して

そのあとすぐに落ち込んで

ああ、わかってる　私のこと

たぶん気づいてもないよね

夜風が頬を撫でるたびに

君の隣　想像してる

声に名前が混ざってたら

きっと今日も眠れない

手の届かない光みたいに

私はまだ見上げてるだけ

「最近どう？」って聞かれるたび

君が浮かんで　ちょっと嘘つく

恋してるって　言えるほどじゃない

でも心が、ほら　うるさいの

飲み会帰りの帰り道

君の話ばかりしちゃって

みんな知らない　この想いを

そっとポケットにしまった

歩幅が合わない距離でも

少しずつ近づきたいよ

私だけが知ってる声

イヤホン越しでも温かい

灯るだけのヒカリでいいの

君を見ていたい それだけで

きっと笑われちゃうかもね

「ただの憧れ」って言われたって

いいよ、私は私のまま

この好き、大事にしたいから

夜風が髪を揺らすたびに

胸の奥がざわついてく

遠くで君が笑ってても

今日もここで見ていたい

夜空の片隅でひとつでも

君を照らす　誰にも気づかれないヒカリ