世界が収束する、その前に。のジャケット写真

歌詞

生きる

針の莚

赤信号の点滅 コンクリートの照り返し、

満たされていないこの人生(なかみ)に「何」を詰め込もうか

ずっと悩んでここまで来たけれど今も、空っぽのまま

生き延びたみたいだ

腹が減ったときの空腹感と抱えてる喪失感

全く同じものにしてしまおうか

眠れない夜の寂しさ、母さんのお腹の中には無かった

何年経ったら満たされてゆくのかな

生き辛いこの世界を、どうか

どうか貴方だけは生き残ってくれないか?

どうか、生き残ってくれないか

貴方の「間違い」も僕が「正解」に変えるから

こんな僕だけど どうか、生きて

すっかり生き辛い世界になったもんだ

道を歩けば投げられる舌打ちと

本音貫くだけで飛んでくる罵声も、

今となってはただの「日常風景」

空っぽだった僕(なかみ)に詰め込まれたものは

空腹を満たすためだけの食料 それと

「雑念」「怒り」「屈辱」それと

「満たされない欲求」だけ

この世界に生まれた貴方は、きっと誰よりも惨めだ

どうか貴方だけは生き残ってくれないか?どうか、生き残ってくれないか

どうか貴方だけは生き残ってくれないか?

どうか、生き残ってくれないか

貴方の「間違い」も僕が「正解」に変えるから

こんな世界だからこそ貴方だけは、

生きて

  • 作詞

    莚荊

  • 作曲

    莚荊

世界が収束する、その前に。のジャケット写真

針の莚 の“生きる”を

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2019.1.16 発売
針の莚 1st e.p
『世界が収束する、その前に。』

アーティスト情報

  • 針の莚

    大阪を拠点に活動している、音楽プロジェクト。 シンガーソングライターである莚荊が主に作詞を担当。 固定されたメンバーはおらず、様々な音楽家達や映像作家達との作品作りをモットーに、日々言葉を紡ぐ。 現代の傷から生成されたアンチニヒリズムを、ジャンルレスなオルタナティブサウンドに乗せて号哭する。 私達は、未だ針の莚で傷を抱え、それでも尚、抗うことを、歩みを止めることはなく、いつかの「自分という存在」に歌い続ける。 故に、「針の莚」という音楽になる。

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