夢のつづきのジャケット写真

歌詞

この空から

河村麻未

出会った日の事を覚えてはいないでしょう

あなたにはささやかな日常の続き

それでいいのです 特別な一瞬は

こっそりと引き出しに隠しておきます

心まで溶け出すほどの日々を連れて私は行く

もう二度と触れることも私には叶わないけど

どんな言葉綴ってもこの想いの1パーセントも伝わらない

もどかしさが零れ落ちて大地を静かに濡らす

置き忘れたまま失くしてしまいましょう

忙しくめくるめく日常の中に

こだまするあなたの声は今も耳の奥に残る

つぼみのまま咲かない花に柔らかな雨は降り注ぐ

「ありがとう」手を振ることもできないまま去るこの背中は

ひたむきなあなたの眼差し感じて私は歩いて行ける

どうかこの先きっと大事な人見つけたときには

同じように強くつぶれるほど抱きしめ二度と離さないでいて

たとえ同じように繋がる空が交わることなどなくても

厚い雲も雨の匂いも消えたらもうすぐ晴れるよ

いつだってこの空からあなたのこと照らしているから

  • 作詞

    木下直子

  • 作曲

    大橋タカシ

夢のつづきのジャケット写真

河村麻未 の“この空から”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

河村麻未が9年ぶりにリリースするセカンドアルバム「夢のつづき」。
深い愛に溢れる切ないラブソング「この空から」。コロンブスやマゼランの大航海時代の史実を想起させ聴くものを勇気付ける「虹に投げた」。ロックのダイナミズムを強く感じさせる「深海魚」。たおやかな和のメロディーが印象的な「月がきれい」。童話の世界に迷い込んだような場面設定が興味深い「ブルーバード」。スコットランド民謡「The Water Is Wide」では、自身のヴォーカル多重録音やアコースティックとエレクトリックギターの絶妙なアンサンブルが聴かれる。

全10曲からなるこの作品は、サウンド面、歌詞の世界など多岐に渡っており、それぞれが丁寧に作り上げられた粒揃いの楽曲を集めたアルバムとなっている。

アーティスト情報

  • 河村麻未

    1989年滋賀県甲賀市に生まれる。 クラシック好きの両親の勧めで7歳の頃に児童合唱団に入る。 又、叔母がピアノの先生だったこともありピアノも始める。 合唱団では童謡やジブリ作品、クラシックなど様々のジャンルの 曲を歌う。幼少期から続けていた合唱の影響もあり高校は音楽科のある 高校に入学。3年間さらに声楽を学び近代イタリア歌曲を主に歌う。 この頃、県の声楽コンクールで3位入賞。と同時に軽音部に入部。 そこで出会った先輩の誘いで学校外でバンドを組み、滋賀のライヴハウスで ライヴを定期的に行う。そしてYAMAHA TEEN'S MUSICの京都本選に残る。 このように高校時代は声楽とバンド活動を両立する。 卒業後、バンドは解散しソロになる。 2008年秋、初の音源「記憶のカケラ」を発表。 2017年春、9年ぶりとなるセカンドアルバム「夢のつづき」をリリース。 現在、関西を中心に活動中。

    アーティストページへ


    河村麻未の他のリリース

カモメレコーズ

"