夢のつづきのジャケット写真

歌詞

ブルーバード

河村麻未

幼い羽を休めた場所は

ゆりかごのような日々を揺らし続けている

溢れて消えた小さな恋の

傷もただ優しく包んでくれた

あの日 君が探そうとした青い鳥の行方は

今もまだ見つけられないけどいつか君に見せられたら

抱きしめた肩越しの未来を

上手く口に出来ない僕に

遅すぎた恋のはじまりだと

幻じゃない君が笑ってくれた

やわらかな鼓動 確かめながら

あたためていた愛をそっとささやこう

いつか君と探したものが青い鳥だということも

忘れてしまうかもしれないけど 夢が醒めても消えないよ

膨らんだ新しい願いに

戸惑いは隠せないけれど

退屈なほどの幸せなら

飾ることなく君と笑っていたいな

暗い夜が影を落とすように

二人の邪魔をしたとしても

差し込んだ光が眩しくて

目を背けることがあっても

抱きしめた肩越しの未来を

上手く口に出来ない僕に

遅すぎた恋のはじまりだと

幻じゃない君が笑ってくれた

今 やっと気付いたんだ

たったひとり 君が僕にとってのブルーバード

  • 作詞

    木下直子

  • 作曲

    大橋タカシ

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河村麻未が9年ぶりにリリースするセカンドアルバム「夢のつづき」。
深い愛に溢れる切ないラブソング「この空から」。コロンブスやマゼランの大航海時代の史実を想起させ聴くものを勇気付ける「虹に投げた」。ロックのダイナミズムを強く感じさせる「深海魚」。たおやかな和のメロディーが印象的な「月がきれい」。童話の世界に迷い込んだような場面設定が興味深い「ブルーバード」。スコットランド民謡「The Water Is Wide」では、自身のヴォーカル多重録音やアコースティックとエレクトリックギターの絶妙なアンサンブルが聴かれる。

全10曲からなるこの作品は、サウンド面、歌詞の世界など多岐に渡っており、それぞれが丁寧に作り上げられた粒揃いの楽曲を集めたアルバムとなっている。

アーティスト情報

  • 河村麻未

    1989年滋賀県甲賀市に生まれる。 クラシック好きの両親の勧めで7歳の頃に児童合唱団に入る。 又、叔母がピアノの先生だったこともありピアノも始める。 合唱団では童謡やジブリ作品、クラシックなど様々のジャンルの 曲を歌う。幼少期から続けていた合唱の影響もあり高校は音楽科のある 高校に入学。3年間さらに声楽を学び近代イタリア歌曲を主に歌う。 この頃、県の声楽コンクールで3位入賞。と同時に軽音部に入部。 そこで出会った先輩の誘いで学校外でバンドを組み、滋賀のライヴハウスで ライヴを定期的に行う。そしてYAMAHA TEEN'S MUSICの京都本選に残る。 このように高校時代は声楽とバンド活動を両立する。 卒業後、バンドは解散しソロになる。 2008年秋、初の音源「記憶のカケラ」を発表。 2017年春、9年ぶりとなるセカンドアルバム「夢のつづき」をリリース。 現在、関西を中心に活動中。

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