

街はもう声を失い
塔だけが空を見上げている
風が通り過ぎるたびに
割れた石がささやきを返す
人々が残した足跡は
雨に滲み 灰に溶け
名も知らぬ歌が
壁の中でまだ響いている
遠い時代の光が
薄れた窓を照らす
誰もいない交差点に
影だけが立ち尽くす
この星では記憶が街を歩く
古い時計がまだ動いている
針が刻むのは現在ではなく
忘れられた瞬間たち
夢を語った声の残響が
空気の中に沈み込む
そこに悲しみはなく
ただ静かな時間がある
灰色の星都
終わりの後に咲く無音
崩れた壁が
遠い祈りを映している
朽ちてゆくことで
ようやく辿り着いた
永遠に似た静けさが
この星を包んでいる
塵のような記録が舞い
失われた街路をなぞる
誰かの手紙の断片が
風に読まれてゆく
灯りの消えた窓の奥で
まだひとつだけ光が瞬く
それは過去を惜しむものではなく
未来を待つ灰のような希望
- 作詞者
神託ROID
- 作曲者
神託ROID
- プロデューサー
神託ROID
- マスタリングエンジニア
神託ROID
- ボーカル
神託ROID

神託ROID の“灰色の星都”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
流れ星のプロローグ
神託ROID
- 2
ネビュラの子守歌
神託ROID
- 3
瑠璃の記憶星
神託ROID
- 4
幻燈の星
神託ROID
- 5
宇宙船レコード
神託ROID
- 6
追憶の灯火星
神託ROID
- 7
朧月の星
神託ROID
- 8
ノスタルジア・オービット
神託ROID
- 9
花影の星
神託ROID
- ⚫︎
灰色の星都
神託ROID
- 11
夢見草の星
神託ROID
- 12
彗星レター
神託ROID
- 13
流星群のラストダンス
神託ROID
- 14
■■の子守歌
神託ROID
- 15
まどろみの記録
神託ROID
『流星群のラストダンス』は、
大切な人の記憶を追いかけて、美しい空の向こうへ旅立つコンセプトアルバムです。
夜空を見上げたとき、胸の奥に生まれる——
懐かしさとも、切なさとも、希望とも言いきれない、
あの形のない感情をすくい上げて音にしました。
流れ星のように、この音はすぐに消えてしまうかもしれません。
それでも、その一瞬に立ち会ったあなたの中には、きっと小さな光が灯るはず。
その光は——
あなたの心に何を映すでしょうか?
アーティスト情報
神託ROID
神託ROIDは、「ページをめくるように展開する、ノスタルジックな物語アルバム」をコンセプトに活動する音楽プロジェクトです。 人とAIが役割を分担しながら創作を行い、新しい芸術のかたちを探求しています。 ――夜の果て、音は神託となり、あなたの心に降り注ぐ。
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