百姓一揆のジャケット写真

歌詞

わらじあむ

Neo Cattle

雨の匂いがまだ

冷えた空気に舞って

ぼんやりとあくびしたあの日

わらをひとつかみ

納屋に乾いた音が

冬の訪れを告げる

火鉢起こしながら

荒縄を結て

紡ぐ暁のつとめ

霜を踏みながら

クワさ肩かけて

今日も一日は続く

寒い風が吹く日には

蓑かぶって

畑いって、耕して

だいこん干そうぜ

わらじあむ

紡ぎ合うしがなき民の営み

わらじあむ

昨日の垢も明日の憂いも

囲炉裏全部放り込んで

灰にして消して

今日も明日も明後日も

織りなす雪と紡ぐ縄

繰り返される営み

わらじ乗せて乗せて

わらじあむ

紡ぎ合うしがなき民の営み

わらじあむ

昨日の垢も明日の憂いも

囲炉裏全部放り込んで

灰にして

わらじあむ

茜さす飽くなき民のしがらみ

わらじあむ

昨日の垢も明日の憂いも

囲炉裏全部放り込んで

灰にして消して

  • 作詞

    なる吉

  • 作曲

    なる吉

百姓一揆のジャケット写真

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時は江戸時代、牛取村それはそれは自然が多く平和な農村であった。
慎ましい生活の中で、農業の傍ら農民歌舞伎「牛取座」として各所で披露するのが村民唯一の楽しみであった。
そんな平和も永くは続かず、牛永五年、突如団員の一人が謀反を起こす(牛取の乱)。
これにより、なる吉とジュン蔵を除く全ての団員が離反し「牛取座」は突如として解散に追い込まれる。
米も酒も涙も枯れ果て、朽ちていく村に残された農民二人。五穀豊穣を願い、悲しみと怒りを唄う、これがわしらの百姓一揆。

アーティスト情報

  • Neo Cattle

    【牛取物語】 時は江戸時代、牛取村それはそれは自然が多く平和な農村であった。 慎ましい生活の中で、農業の傍ら農民歌舞伎「牛取座」として各所で披露するのが村民唯一の楽しみであった。 そんな平和も永くは続かず、牛永五年、突如団員の一人が謀反を起こす(牛取の乱)。 これにより、なる吉とじゅん蔵を除く全ての団員が離反し「牛取座」は突如として解散に追い込まれる。 米も酒も涙も枯れ果て、朽ちていく村に残された農民二人。 そろそろ働かねばと、廃村の片隅で怒りの農民アイドル「新牛座(NeoCattle)」結成。 雑草根性を力に変え、数々の迷曲を生む。 農民とアイドル、二足のわらじで地味に楽しく活動中!

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