歌詞

何も知らなかったあの頃

ただ長い休みが楽しみで

古臭い家の香りが大好きだった

おばあちゃんと折った折り紙だって

失ったモノを追いかけて

馬鹿馬鹿しいと

いい加減に忘れてしまえだなんて

簡単に言わないでおくれ

あぁそうだよ、自分だけの世界さ

誰も理解なんて出来やしない

この痛みも苦しみも過去も

だから、だから、

どうか今は泣かせておくれよ

何も要らなかったあの時

ただセミを取るのが楽しくて

臭い日本酒の香りが大好きだった

おじいちゃんと歩いた散歩道も

壊れたモノを大切にして

痛々しいと

いい加減に明日を生きろだなんて

簡単に言わないでおくれ

あぁそうだよ、自分だけの記憶さ

誰も理解なんて出来やしない

この痛みも苦しみも過去も

だから、だから、

どうか今は泣かせておくれよ

あぁそうだよ、私だけの過去さ

誰も理解なんてしなくていい

この気持ちも思い出も闇も

あぁそうだよ、腐り切った世界さ

誰も独りでなんて生きてけない

この重りも悲しみも傷も

だから、だから

どうか今は泣かせておくれよ

だから、だから

決して忘れる事はないのさ