歌詞

降り出した雨の中

傘も差さないまま

君の放つ言葉は

宙を舞いはじける

僕の手前に落ちた言の葉

時間はあの頃に巻き戻る

笑ったり泣いたり

哀れんだり

怒ったりしながら

人生の５分の１くらいを

君と過ごしたのは良い思い出

今日も流れ作業の如く

せっせと人は行き交い

あの日君がくれた言葉が

ぎゅっと胸を締めつける

一体いつまで生きるつもりで

あなたは生きてるの？

ねぇレイニー

あの日の後悔を

洗い流してよ

君の笑顔の

裏の涙にも気付けない

僕を笑えよ

ねぇレイニー

君を見送った

あの日の僕から

少しでも大人になれたかな

君に聞いても

仕方のないことだけど

あの坂の上

１０月、月曜の夜

宝石みたく光る夜空

真新しく見える遠い記憶

不思議ねって君

雨上がりの午後の空

花の代わりに君の歌を

ねぇレイニー

あの日の後悔は

もう消えなくとも

君との日々が

相も変わらず

今もそっと支えてくれていて

もしもこの世界が

君を忘れても

僕が思い出させてあげるから

だからもう心配しないで

おやすみ

レイニー