君は まだ覚えているんだろう
僕は さっぱりさ、君の顔
深い エンドロールの底で
今や 暑さと登る夕雲
ポケットに 死んだ猫
「何を見るの?」
光の中 ゆらぎの中
砂嵐を抜けるための
雲 みたいな はなし
涼しさに 問う
どうしてさ
こうも蒼暗い
この巨きな部屋が
僕の 肺なんだろう?
答えて
揺る かぎろいの合間に
風が 表で僕を呼んでる
だから もう行かないと、すぐに
ポケットを 見逃す猫
涙する
光の中 ゆらぎの中
砂嵐を抜けたあとも
雲 みたいな はなし
隠し 殺す猫
雲の城
光の跡 ゆらぎの跡
砂嵐の先で暮らす
嘘 みたいな はなし
涼しさに 思う
彼女の
頬は
つめ草の 花
あったはずさ
きっと
思い出す
記憶と
揺る 妄想の狭間に
- 作詞
新亜並行空間
- 作曲
新亜並行空間
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アーティスト情報
新亜並行空間
6人組
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