初夏のゆめのジャケット写真

歌詞

七夕

Chullin Kincy

たましいのかたち手でととのえる

煌めいて消える どこかうそみたいに

もう大分離れてる

月と月の周期で架ける

ほぐれていくのさ

すみっこにかくした

太陽がちかいのさ

飛べるようにていねいに振り出す

静かな町にひとつ

星水母うかんだ

月をおよぐ生き物たちは

涼しげにないている

蜘蛛の糸がぴかり輝く

しとしと雨が降る夜は

ゆらゆら揺れるリボンに

そっと鋏をいれる

望まない

優しい人になりたい

そらとぶ魚の大群が

なんだか少しこわかった

ガラス隔てるそちら側

奇妙なリズムでノックされ

虹の立つ瀬もないけれど

パレットにぎって月影を描く

クジラの背中にのっかって

イルカの声に戯れて

雨はまだ降り止まない

麦わら帽子冠って夜に浮かぶきみは

星くずになって

静かな町にひとつ

灯りをともした

ツギハギ 逆さまを 歩く歩く

エナジーの隙間をつつく

続く先に傘を持っている

守っている曲線のほう

肩がぬれるまえにきっと差してあげる

ララ バイクの音

似合わないよそっと修正して

やわらかな鳥の音も

ミルクの海ぜんぶ融けた

なにもなくてこれがいいから

還る先を決めていた

ちいさく

うまれなおす、ようこそ

  • 作詞者

    Chullin Kincy

  • 作曲者

    Chullin Kincy

  • プロデューサー

    Chullin Kincy

  • ギター

    Chullin Kincy

  • ソングライター

    Chullin Kincy

初夏のゆめのジャケット写真

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