Watashi ga shitateru run way Front Cover

Lyric

Watashi ga shitateru run way

Poppo

同じ色の制服、同じ歩幅の交差点。

「はみ出さないように」と、誰かが引いた白線をなぞる毎日。

ショーウィンドウに映る私は、期待通りに切り取られたマネキンみたいだ。

「私には何もない」

うつむいて落としたため息は、四つ打ちのビートのように無機質な街の喧騒に、あっけなく吸い込まれていった。

部屋の片隅、ふと目が合った色褪せた端切れの山。

何気なく手に取った針と糸が、不器用な軌跡を描き始める。

チクタクと進む時計の音さえ置き去りにして、ただ夢中で縫い合わせた。

気づけば、いびつで小さなポーチが手の中で完成していた。

不格好だけど、世界でたった一つの私の作品。

指先から伝わる微かな熱が、冷え切った心を確かに溶かしたんだ。

縫い合わせる、ちぐはぐな願い

もう恐れない、踏み出す夜の向こうの世界

まだいびつなステッチライン

だけどこれが私の始まりのサイン

明日を彩るオリジナルデザイン

自分で選んだ色の糸が、からっぽだった心の隙間を埋めていく。

他人の採寸で決められたサイズなんて、もう窮屈なだけ。

「あなたには似合わない」なんて言葉は、クローゼットの奥にしまっておけばいい。

古い常識の型紙は、思い切って破り捨ててしまおう。

与えられた運命が気に入らないなら、

自分で自分を、根底から仕立て直せばいいんだ。

そのことに気づいた瞬間、私の中で鳴り響いたファンファーレ。

足取りは軽く、ベースラインの上を跳ねるように。

失敗したっていい、ほどいてまた縫い直せばいいだけ。

人生はいつだって、最高傑作を作るためのオートクチュール。

新しい生地にハサミを入れる音は、臆病だった過去の自分へのサヨナラ。

涙の跡も、光を反射するスパンコールに変えてみせるから。

切り開く、私だけの未来

脱ぎ捨てるよ、誰かの期待

私が作る、私だけの時代

街中が煌めく私だけのステージ

鳴らすヒールが刻んでいくメッセージ

誰もがみんな、自分の物語のトップモデルだから。

他人が敷いたレールじゃない、お気に入りの服と、自分らしい言葉を纏って。

さあ、前を向いて堂々と歩き出そう。

スポットライトの中、これが、私が仕立てるランウェイ。

  • Lyricist

    Poppo

  • Composer

    Poppo

  • Producer

    Poppo

  • Programming

    Poppo

Watashi ga shitateru run way Front Cover

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