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歌詞

コサージュ

夏住由佳里

どこからか吹いてきた

切ない風

眩い光の先が

あなたの横顔を照らしていた

一瞬にしてさらっていったこの心に

気付かぬフリをして

いっそ置き去りにして欲しいよ

走り出す前なら

このままあなたの背中に目を伏せて

揺れ惑う心に鍵をかけて

今ならまだ大丈夫

あの日によく似た風が

私を試すために

居場所のない心の先が

あなたとの思い出を巡らせていた

ごまかしながら

背けていった自分なのに

何かを待ってる

もう一度鍵を手に握りしめたままで

知らず知らず何気なく

追ってる瞳の先に

視線が重なる偶然のようで

でも照れた顔のあなたが

どうすればいいの

これ以上切なくなるから

微笑まないで今だけは

裏腹な気持ちに鍵をかけて

私は大丈夫

この広い空の下

ちっぽけな私がいて

あなたと見上げると

同じ空が見える現実に戻されて

最初からブレーキをかけれるなら

あなたに恋などしなかった

恋などしなかった

  • 作詞

    夏住由佳里

  • 作曲

    夏住由佳里

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『color』/夏住由佳里
 ― その響きに触れることで世界観が生まれ、聴いている側も彩色されていくような彩りに満ちたイメージが浮かんでいく ― リスナーにとって魅力ある楽曲とは、曲自体が放つ色とともに、その世界に取り込まれた聴く側からも楽曲へ色を与えるような、相互性さえ感じさせるエレメントがあるのかもしれない。”聴く人それぞれの、その時々の気持ちで色彩(いろ)も変わるだろう(夏住由佳里)”という、クリエイターが楽曲に込めたエッセンスを含み持ち、その上でそれぞれが独自の色を発する彩り豊かな5色の楽曲が並ぶ本作。
 本音源『color』は、2023年4月28日 にCDリリースされた作品の配信版。全曲が夏住由佳里、本人による作詞/作曲。レコーディング参加メンバーは、井上美緒子[key]、 北島優一[gt]、 小川清邦[bass]。プロデュースはベーシストの小川清邦(ex-can/goo)によるもので、全曲のアレンジも小川が行っている。

 幼少期からピアノ~弾き語りをはじめ、小学生の頃にはTV番組に出演するなどめきめきと頭角を現していった夏住は、音楽短期大学を卒業後から上京して音楽専門学校へ、そしてプロアーティストへの師事をつとめていく中で研鑽を重ねていき、自身の活動を拡げていく。子育てもあり一時期活動を抑えていたようだが、CDリリースとともに本格的に活動を再開。現在は、主宰するYukari Little Musicでの後進の指導他、ピアノ弾き語りライブを軸に精力的に活動を展開している。

 恋に、仕事に、そして仲間と、また母としてと、現代に生きる女性の持つ様々な側面からの、それぞれが自分らしく個性ある色(color)として発する音の世界を、ジャズ、ラテン、ファンク、ブルースなど多様なテイストを含みつつもポップで、どこか懐かしくもお洒落なネオレトロ感あるサウンドとなって聴かせてくれる楽曲たち。腕利きのプレイヤーによって奏でられる、シティーポップのフレイバーが散りばめられたキャッチーでカラフルな音世界が収められた作品です。

アーティスト情報

  • 夏住由佳里

    大阪府出身 幼少期からピアノの弾き語りをはじめる。 音楽短期大学を卒業後、アーティストの活動を拡げていくため上京。 子育てもあり一時期活動を抑えていたが、2023年CDリリースとともに本格的に活動を再開。 現代に生きる女性のもつ様々な側面を歌詞に乗せ、ピアノ弾き語りライブを精力的に展開している。

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Rainbow Clap

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