Lyric

何も言わず　ただ風が吹いてた

君と歩いた　あの夏の道

蝉の声が　遠く響く夕暮れ

手をつなぐ指が　少しだけ震えてた

君の横顔　黙って見つめたら

胸の奥が　静かに熱くなる

たわいない言葉でも

こんなに愛しいなんて

気づいてしまったんだ

今さらもう遅いけど

この夏のままで　時間を止めたい

君と笑った　一秒すら愛しい

どんな未来でも　そばにいたいんだ

この想いだけは　永遠に変わらない

花火の音が　夜空ににじんでた

帰り道の静けさが　優しくて

「またね」と手を振る君の背中に

言えなかった言葉が　揺れていた

風鈴が鳴るたび　名前を呼んでる

君を守りたい　何もいらない

この夏のままで　胸に刻むよ

出会えた奇跡が　ぼくを変えたから

どんなときでも　忘れないように

君を愛することを　約束するよ

この夏の夜に　ただ一つの誓い

君と生きていく　ぼくの願い