歌詞

山奥の妖怪や　田んぼで揺れてる白い影だとか

巷で有名だ　けどなんかよくわからんな

知らなきゃ知らぬで結構だ　大事な話じゃありゃせんし

夢みたいな創作か　はたまた血も凍る現実か

嘘か真の判断は

人に投げて後は知らんぷりで

尾鰭がついた怪談は

曇りなき眼を曇らせる

ひゅ～ひゅ～ひゅ～どろろ　シンレイゲーションだ

得体の知れぬ物事は　皆全部まとめて封じてる

ひゅ～ひゅ～ひゅ～どろろ　みんな理解が怖いんだ

自分が気に入らないオバケ達を　プラズマだとかのせいにしてる

昔から語り継ぐ　白装束とか三角の布とかは

違和感ないのにな　新機軸は苦手だな

触らぬ神にはタタリなし　でも触らなけりゃわからんし

期待通り鬼が出るか　はたまた飽きられた蛇が出るか

一か八かのギャンブルが

ウワサ呼んでつまらなくなってく

意味を求めて怪談は

次のターゲットを狙い撃つ

ひゅ～ひゅ～ひゅ～どろろ　シンレイゲーションだ

得体の知れぬ現象も　タネが割れれば怖くない

ひゅ～ひゅ～ひゅ～どろろ　みんな変化が怖いんだ

自分の常識を超えた価値を　プラチナだと考えられない

現実ばっか追いかけたってマジメだし

噂ばっか信じてたってミジメだし

新進気鋭を取り入れたって「だがしかし」

そういう手合いを説得するのは苦手だし

江戸の頃から変わらんな

何かあれば天狗のせいにして

時代を超えて怪談は

人々の心に根を下ろす

ひゅ～ひゅ～ひゅ～どろろ　シンレイゲーションだ

得体の知れぬ幽霊を　皆々死ぬ気で演じてる

ひゅ～ひゅ～ひゅ～どろろ　みんな他人が怖いんだ

自分を受け入れたいオバケ達を　プライドだとかが邪魔をしてる

まるで心霊現象