歌詞

朝起きて 顔洗って 鼻から体液がてれり

喉痛くて 目も痒くて 少し熱もありそうだ

ご飯食べて テレビつけて なるほど春が来るらしい

外へ出ると 酷くなるし マスクをつけてなくちゃな

薬飲んだり 目を擦るのは

構ってほしいわけじゃなくて

みんなに知ってほしいからなのに

マスク越しに 放った言葉

君に半回転して届く

みんな患ってるアレルギー

治るのはいつかな

これは花粉のせいだよ 全部花粉のせいだよ

この涙も この気持ちも

君から向けられる敵意も

もしかして自分のせいかな いやこれも花粉のせいだよ

大キライも 無い期待も

都合の悪いことは花粉のせいにしちゃおう

目薬して 瞬きして 目尻から薬液ぽろり

鼻をかんで 紙丸めて 玉入れに興じてみたり

化粧をして 髪を結って 外に出るでもないのに

線繋いで 窓開いて レンズ越しに笑ってた

めかし込んだり 顔弄るのは

知らない人のためじゃなくて

自分で満足したいだけなのに

マスクの裏 隠した素顔

君が勝手に絵に描いてく

もはや大流行のアレルギー

収まりがつかないな

それも花粉のせいだよ 全部花粉のせいだよ

この痛みも この至りも

君から投げられる罵声も

もしかして花粉のせいかな まだ少し外は寒いけど

好きなことも 嫌なことも

くしゃみをするだけでどれも吹き飛ばしちゃうのに

のらりくらり 歳を重ねていっても

ひらりひらり 花びらは散る

ふらりふらり 足取り怪しくても

花粉は舞ってる

花粉は舞ってる

あぁ

あれも花粉のせいだよ 全部花粉のせいだよ

このくしゃみも この自信も

君の無責任な批判も

もしかして自分のせいかな いやこれも花粉のせいだよ

神隠しも 無いやる気も

都合の悪いことはすべて

これは花粉のせいだよ 全部花粉のせいだよ

この想いも この狙いも

君に向けられたい好意も

どれもこれも 誰も彼も ぜんぶぜんぶ

花粉のせいだ

花粉のせいだ

花粉のせいだ