Soba in the Night Front Cover

Lyric

Soba in the Night

0ft'n

片方だけ灯る 赤い提灯

風に揺れてる 影がひとつ

錆びたラッパの かすれた旋律

誰に届くともなく 流れてる

何も失くしていないふりして

静かに 暖簾をくぐった

夜に泣く蕎麦 すすりながら

いつもなら 気づきもしないのに

夜に泣く蕎麦 ふと目を閉じる

ただ あたたかいものに触れたくて

曲がった割り箸 きれいに割れず

どちらが悪いとかじゃないけど

背中を丸めて ひとりきり

箸先で 運ぶ静けさ

誰に話すでもなく

ひとり 蕎麦をすすった

夜に泣く蕎麦 すすりながら

この夜だけは やさしくて

夜に泣く蕎麦 湯気の向こうに

会えないひとが 見えてくる

ポケットの中 鍵と願いごと

言えないまま 飲み込んだ言葉

言葉にならないものばかり

湯気になって 消えていく

夜に泣く蕎麦 もう一口

しょっぱい味が やけに沁みる

夜に泣く蕎麦 最後の一滴

月だけが まだそこにあった

  • Lyricist

    0ft'n

  • Composer

    0ft'n

  • Producer

    0ft'n

  • Vocals

    0ft'n

Soba in the Night Front Cover

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