

いつぞやの電車は
もう通り過ぎました
貴方を連れて
大きな音を立てながら
いつぞやの彼女は
お花が好きでした
丸い瞳の奥は
最後までわかりませんでした
風化した街を
台風のようにかけまわる
ほらを吹きながら
情けない面を下げながら
ほんの少しだけ
寄り道をしながら帰路に着く
可憐な彼女の姿を探しながら
いつぞやの風景は
もう飽き飽きしました
日々を折り返す毎に
錆びついていきました
いつぞやの彼女は
ブルースが好きでした
か細く通った声が
綺麗で 綺麗で 綺麗で
たまらなかったよ
いつぞやの夜は
物凄く冷えました
雲の隙間から
星が輝いていました
いつぞやの彼女は
朝を待ちきれず
美化された心象が
嫌になっちゃいました
風化した街を
悲しみに暮れて揺らぎ巡る
背伸びをしながら
慣れないタバコをふかしながら
ほんの少しだけ
横道に逸れて帰路に着く
ほろ苦い想いに浸らないように
風化した街を
台風のようにかけまわる
ほらを吹きながら
情けない面を下げながら
ほんの少しだけ
寄り道をしながら帰路に着く
可憐な彼女の姿を探しながら
可憐な彼女の姿を追いかけながら
- Lyricist
momono manato
- Composer
momono manato
- Producer
ranmantengoku
- Guitar
momono manato, yaoyorozu taiga
- Bass Guitar
hikita hibiki
- Drums
sei dainagon
- Vocals
momono manato

Listen to fuka shita machi by ranmantengoku
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fuka shita machi
ranmantengoku
福岡 インディーロックバンド 爛漫天国
2nd Digital Single
Artist Profile
ranmantengoku
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