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歌詞

銀色の向こう

BOW

春雨が落ちる

ビルの狭間のアスファルト

まだ新しい

君のお気に入りの傘

雨粒がはじくたび

僕の鼓動が揺れる

滲む空の下で

言葉だけが立ち止まる

君と僕だけ

ほんとは知っている

触れそうで触れない

この距離の意味を

春雨の中で

君をまっすぐ見た

曖昧だった空に

小さな色が広がる

静かな雨の中

足跡は消えない

水たまりに揺れる

ふたり分の影

何でもない話で

時間だけがほどける

傘の端が触れて

少しだけ笑う

その一瞬が

やけに長く感じた

濡れた街の匂い

やわらかなひかり

今日が最初の

記憶になる気がした

春雨の中で

君をまっすぐ見た

滲んでいた景色が

少しだけ輪郭を持つ

静かな雨の中

足跡は消えない

言えないままの想いも

きっと雨が知っている

震える声の奥で

何度も君を呼んだ

この曖昧な世界で

確かなものはひとつ

今、君の隣にいる

この鼓動だけ

春雨の中で

やっと息を吸った

曖昧だった空に

小さな色が広がる

銀色の空の下

ふたりの足跡が

ひかりの方へ

まっすぐ に 進む

銀方色の空が

ゆっくりほどけていく

ふたりの足跡が

重なったままで

そのまま 未来へ

続いてゆく

  • 作詞者

    BOW

  • 作曲者

    BOW

  • プロデューサー

    BOW

  • ボーカル

    BOW

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静かに滲む感情の中で、
こぼれ落ちた雫のような作品。

言葉にならない想いと、
日常の温度が溶け合いながら、
そっと心に触れていく。

矛盾を抱えた透明。

このアルバムの中に正解はない。
パレットの色のように、
それぞれが感じた色が、その人の答え。

聴く人それぞれの記憶に、
静かに寄り添えたなら。

"