歌詞

緑芽吹き果ては枯れ

唄い綴りやがて別れ

自然の摂理とか言うけどさ

どうにも性にあわないや

虚しく崩れた約束も

手が届きそうな気がしたんだ

繋がり結べなくとも

耳をすませば

記憶を呼ぶ ここは静謐な時の中

泣き言 戯言(ざれごと) 叶わぬ事

何も動かない 止まったまま

キジン

午前一時半を過ぎて

ふと思い出したんだ

いつの間にか曖昧になって

後悔になったあの日の夢の事

羽を燃やして

綻びを穿つ 不器用な詩(うた)を伝えつつ

譫言(うわごと) 真似事 隠した事

才を頬張り 離れて割れた

“熱も火も冷めるから消えるからじゃなくて

それでも携える歌や何かが僕らには必要さ”

それだけ言い残して一体何処へ行くんだい

緑芽吹き果ては枯れ

行き着く先ははて、別れ？

耳をすませば

聞こえてくる 不確かな九の音

秘め事は大きな独り言

不器用な僕は声を枯らして

この言葉を、 唄う。

お前は大丈夫

まぁいっか。

そろそろ帰るよ

「またいつか。」