Lyric

往く末、ワカラズ

束ノ間も落として来たんだ

僅かサ僕等は

怖がっている暇すらないぞ

歪みきれぬ間抜けな世界すら愛おしい

計り知れぬ「生」の知恵は恐ろしい

世界を閉ざして

悼みを誤解して

落としてきた足跡も

拾われ積まれて逝く

心ハ修繕

破裂しそうな程の

愛に溺れたい

コドクさ誰しも

抱きしめられている

事実を頂戴

「重力」ヲ解く。

人は弧を描き

深く藻掻く

「大切」が逃げて行く

明日を壊して

裸足で嘆いて

貴(あて)やかに撃たれて逝く

眼が宙を游ぐ

肖った化粧は

どうも露呈するらしい

焦点、像を繕フ

裂いて剥いで身を

世界を閉ざし

悼みを誤解して

明日を壊して

裸足で嘆いて

落としてきた足跡も

拾われ積まれて逝く

宙は枯れ月は果てる

今宵もどっかしらは滅びる

明日は今日に深く

有難さ、不甲斐なさ

何もかも全部

伝えよう