Lyric

君を初めて見た時の帰り道の話

深夜高速で走る車の中で無駄な記憶はコードに埋もれた

強く生きることが一番だと擦り込まれたから

だけど君といると生きることが怖くなる

私が閉じ込めた感情を強制的に引き摺り出すから

何もかもが天の上にある君

地面の泥を喰らう私とは違う

届かないところに居て欲しかったのに

やっぱ“みんなのもの”なんて。

目を背けて全てを拒絶し繭に籠ってしまえば

ただただ頭の中の美しき惨劇を再現することができるだろう

さあ君ならどうする？

この物語にどんな終止符を打つ？

教えて、私の続きを綴って。

私が愛した声と言葉で。

フレデリックの実験みたいな結末になったとしてもね

君の冷たい体を、「おやすみ」って言いながら抱きしめるから、嗚呼