

玄関の音が変わった
知らない靴が並んでる
「ただいま」の声が優しくて
余計に胸が冷えていく
食卓の椅子がひとつ
勝手に埋められていた
誰も悪くない顔で
私だけが悪者みたい
名前で呼べない
目も合わせられない
心がまだ
昔のドアを叩いてる
Where's my dad?
どこに置いてきたの
あの日の声も 大きな背中も
あの人の前じゃ上手く笑えないから
優しくされるほど 息が詰まる
新しい幸せなんて
私にはまだ眩しすぎる
壊したいわけじゃない
でも受け入れられない
「家族になろう」なんて
簡単に言わないで
その言葉の裏側で
私の居場所が消えていく
笑えば丸く収まる
そんな空気が嫌い
泣くことさえ許されない
綺麗な地獄の中
ごめんねも言えない
ありがとうも刺さる
心がまだ
知らない愛を拒んでる
Where's my dad?
答えなんてないのに
夜になるたび 声を探してる
あの人の前じゃ上手く笑えないから
私の顔を 覗き込まないで
嫌いになりたいわけじゃない
でも好きにはなれない
守られているはずなのに
どうしてこんなに苦しいの
お母さんが笑うたび
私は少し黙っていく
幸せを責めたくない
でも置いていかないで
Where's my dad?
もう戻らないとしても
消えた場所だけ まだ温かい
あの人の前じゃ上手く笑えないから
この心を急がせないで
新しい名前を
まだ呼べない私を
どうか責めないで
まだ子供のままなんだ
- 作詞者
Cadena†
- 作曲者
Cadena†
- 共同プロデューサー
Cadena†
- その他の楽器
Cadena†

Cadena† の“知らない椅子”を
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知らない椅子
Cadena†
Cadena† New Single
【知らない椅子】
空席だったはずの場所に、知らない誰かが座っている。
「幸せになってほしい」と願う気持ちと、「受け入れられない」がぶつかり合う、静かな崩壊を描いた変拍子ロック。
重たいギターリフと不安定なリズムの中で、感情を押し殺した女性ボーカルが揺れ続ける。
優しさが痛みに変わる瞬間を切り取った、Cadena†らしいダークで繊細な1曲。
“Where's my dad?”
その言葉を飲み込んだ夜の記録。



