Lyric

星のない夜の

深みに疲れきった姿現れて

時の冷たい抱擁に耐えて

ここにはいないはずの魂が輝く

ガラスの灯火、瞳は踊る

消えることを拒み続ける

優しい炎よ悲しみの筆が

執拗にその顔を描こうと

変わることは無い

儚い夢の

手を取りながら姿勢を保って

存在の回廊を

彷徨い歩きながら影に悩み

遠くへささやきが

心に響くがあなたは絶えず

向き合う方向を変えずに

戦い続ける哀れなコンチェルト

ここにはいないはずの魂が輝く

ガラスの灯火、瞳に踊る

消えることを拒み続ける

眩い炎、苦悩と向き合い

全力で現在にしがみつく

心の置き場所求め続ける

飢えた刃を研ぎすまして

優しい静かな炎は灯し続け

最後のカーテンが降り始める

続くコンチェルト

ここにはいないはずの魂が輝く