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ダークなトラップのサウンドの上で描かれるのは、人生の循環と変化を描く「輪廻」、現状への渇望を表現した「飢饉」、音楽に対する信念を綴った「本音」、自信と不安が交錯する内面を映し出した「表裏」、そして未来への決意を刻んだ「前進」。そして、周りの全ての事象を咀嚼し覚悟と重圧を提唱した「Pressure Pride」。全6曲を通して描かれるのは、成功という結果ではなく、そこへ至るまでの過程と文脈である。
変わらない現状、減っていく仲間、過ぎていく時間。夢を追う中で生まれる葛藤や焦燥、不安と希望。その一つひとつを包み隠さず楽曲へ落とし込み、自身の歩みそのものを作品として刻んでいる。HIPHOPを単なる娯楽ではなく、自らの人生や思想を表現するアートとして捉えるRINDOUだからこそ、本作にはリアルな重みが宿る。
何を成し遂げたかではなく、何を考え、何を選び、どう進んできたのか。その文脈にこそ価値がある。成功を追う過程で生まれる飢えや葛藤を記したRINDOUの序章となる作品である。