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本作は、2000年代UKオルタナティヴ・ロックの系譜を受け継ぎつつ、グランジの重厚な憂鬱を内包したエモーショナル・ロック・バラードです。導入部の繊細なクリーンギターから始まり、サビで一気に感情を解き放つ「静と動」の構成(Loud/Quiet/Loud)が、自己の喪失感を痛烈に描き出します。
「生まれてきてごめんなさい」という有名なフレーズを想起させるアウトロに向かって、楽曲は徐々に熱量を増し、最後はフィードバックノイズの中にすべてが消えていくような幕切れを辿ります。社会というシステムから脱落し、影に同化していく孤独な魂の叫びは、不透明な現代を生きる私たちの胸に深く突き刺さります。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。