Lyric

弱さだけ照らす朝焼け

もがきなよ、気のすむまで

とどめなら いつでも

刺してあげるよなんて

長い 夏休みの果て

寝そべって溶けて

古傷のアルバム

褪せたページを

めくる手が

止められなくて

せめて一人で

死ねることが幸せとかさ

その響きに酔っ払って

ダラダラリと横たわって

都合のいい呪いよね

どうせ一人じゃ

指切りひとつ守れないくせに

名前も偽って

比べては突き放して

誰より嫌い、だけど殺せない

僕よ 僕を愛せ、愛せ、愛せ

かくれた物陰

蝉も鳴き疲れて

ほら出ておいで

終わらせるからね

もう夢なんて見なくて良いように

晴れて このまま

目覚めなくていいならいいな

そんな叶わぬ日々だって

いざ突きつけられたって

決められない弱者以下ね

底辺で溺れて

いつのまにか地上よりも

ここが居心地良くなって

生温さに涙なんて

もう流せない、その資格なんてない

だけど息を 吸って吐いて

僕よ僕を愛せ、愛せ、愛せ