Out Flowerのジャケット写真

歌詞

僕らの蕾はまだ咲かぬ

Shinishi Canto

はらり解けたいわ

揺れる揺れる朝は雨

はらり解けたいわ

ふわりふわり水たまり

午後は晴れたね

(今日は)

外に出ようよ

洗濯物は

(先に)

干しておこうよ

お気に入りの

白い雲は

あおい空を

泳ぐおまじない

はらり解けたいわ

揺れる揺れる朝は雨

はらり解けたいわ

ふわりふわり水たまり

陽だまりの丘

(君は)

芝生の中に

眠る命は

(今は)

夢の向こうに

でもねわたし

蕾の中

雲は暗く

嘆き近づいて

晴れた空を見たのは

咲いた花だけ

春の風

晴れた空を見たのは

咲いた花だけ

春の風

朝昼と泣いたって

朝日が僕ら照らしたって

唯一無二の可能性に

煌めく花を描いたんだ

ゆらゆら揺れるは朝の雨

水面に浮かぶ花びらも

はらりと解けるは夢の風

眠る命と青い空

咲かない蕾もinspire me

明るい花でも泣いてたっていい

一日中その痛みの中でも

明けない夜すら待ってたんだ

春の風に吹かれてく

咲くべき場所に根を下ろし

君と種を蒔いた時の

空に明日を聞いてさ

はらり解けたいわ

この有限の

ハイライトblooms and hyde out

揺れる揺れる朝は雨

  • 作詞者

    Shinishi Canto

  • 作曲者

    Shinishi Canto

  • プロデューサー

    Shinishi Canto

  • レコーディングエンジニア

    Shinishi Canto

  • ミキシングエンジニア

    Shinishi Canto

  • マスタリングエンジニア

    Shinishi Canto

  • ボーカル

    Shinishi Canto

  • ラップ

    Shinishi Canto

Out Flowerのジャケット写真

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「Out Flower」は、花の儚さと美しさを、人間の心に重ねて描き出した音楽作品。
色とりどりに咲き、やがて散りゆく花のように──喜びも痛みも、過ぎていく時間の中で静かに揺れている。その感情の移ろいを、ジャンルの枠を超えた多様なサウンドで表現している。
柔らかく香るメロディと、時に鋭く切り込むビート。温度のある声と、広がる音の余白。
一本の花に宿る生命のように、音は脆く、強く、鮮やかに響き、その瞬間だけの輝きを放つ。
これは「今を生きる人」へ向けた音楽。
立ち止まり、揺れながらも前に進む心に、ひとひらの花弁のように寄り添う作品。
散るからこそ美しいものがある。生まれては消えるその刹那に、どうか耳を澄ませてほしい。

アーティスト情報

  • Shinishi Canto

    日本最北の民族、アイヌの言葉で 「本当の空」を意味するShinishi Cantoは[北から南まで隔てなく届く音楽を]という願いを込め、沖縄出身の彼らにより名付けられた。 Ryoma、Ayato、Wauke、ナカザ アイリによる詩的で人間味の溢れるラップ•ボーカルは、クラシック音楽家という一面を持つFurugenのビートに乗り、独自の美学と強烈な色彩感を放つ。実体験や多視点から送り出される世の中へのメッセージ、技巧的で音楽的なアプローチは時に激しく、時に優しく、時に無機質に音楽へと昇華される。 南の島沖縄から、アイヌ語のユニット名を冠したShinishi Cantoにより発信される音楽は、ジャンルにとらわれず空のように多様な表情を見せてくれる。

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