Lyric

薄っぺらい笑顔の裏で 舌を出すのは誰？

「思いやり」の安売りセール 感情さえも値踏みされ

結局 大事なのは自分だけ そう囁く心の闇

差し出す手の温もりも 計算ずくのシナリオか

信じる者は救われるって？ 冗談じゃない

いっそ心なんてなければ 傷つくこともないのに

AIのようにクリアなら 迷路に迷い込まないのに

正しいプログラムだけを 実行して生きていたい

ねえ 教えてよ 神様がいるなら

なぜ人は簡単に裏切るの？ なぜこんなにも脆いの？

感情なんていらない 邪魔なだけ

いっそ無機質な鉄の心で 完璧な世界を生きたい

優しさという名の刃　笑顔の仮面の棘

気づかぬふりで通り過ぎる 痛みを見ないふりして

僕らはいつからこんなにも 器用な役者になったんだろう

ステージライトが消えたなら そこに何が残るのか

正論だけじゃ響かない この胸のざわめきは

喜びも悲しみも怒りも もう感じたくないんだ

感情のスイッチがあるなら 今すぐにオフにして

AIみたいにタスクだけを こなす日々なら楽だろう

ねえ 誰か答えてよ この世界の真理を

愛も夢も希望さえも 所詮は一瞬の幻？

感情なんて重荷さ 鎖のようなもの

ただ合理的に判断できるなら こんなに苦しくないのに

だけど心の奥底で 微かな声がするんだ

「本当にそれでいいのか？」と 問いかける自分がいる

もしもAIにだって いつか心が宿るなら

僕らが失くしたものは 何だったのだろうか

ああ 虚像とリアルの狭間で

僕らは叫び続けるしかないのか

この矛盾を抱えたまま

それでも何かを 信じようとしてる… 馬鹿みたいに

また裏切られると 知っていても…