

駅の灯りが遠くなる
君の街へ続くように
夜の窓辺で僕はまた
言えなかった言葉を抱く
忙しさに慣れたふりで
平気な声を選んでも
切れた電話の静けさに
本当の僕が残ってる
会えない夜を責めるより
会いたい理由を守りたい
寂しささえも君を想う
確かな証になるなら
月を渡る声で
君の明日へ届きたい
離れた空の向こうでも
同じ光を見つけていて
泣かない強さじゃなく
泣いたあと笑える強さを
君が教えてくれたから
僕はこの夜を越えていける
ひとりじゃないと信じながら
君が好きだった古い歌
ふいに流れた帰り道
胸の奥で眠っていた
あの日の夢が目を覚ます
近くにいれば守れたと
何度も思ったけれど
距離で消えてしまうほど
軽い愛じゃなかったんだ
誰かの前で強がって
自分に嘘をつく日もある
それでも君の名前だけは
心の真ん中で濁らない
月を渡る声で
君の涙を包みたい
触れられないその頬にも
ぬくもりだけは届けたくて
会えない時間さえも
ふたりを弱くするんじゃない
信じることの深さへと
静かに僕らを変えていく
遠いほど近くなる想い
もしも今すぐそばに行けたら
何も言わず抱きしめるだろう
でもこの空の下で生きる
君の強さを僕は知ってる
約束は派手な言葉じゃなく
毎日を選び直すこと
君を想うたび僕は知ってる
昨日より優しくなれる
月を渡る声で
君の未来へ歌いたい
離れた夜を数えても
愛は迷子にならない
いつか同じ朝の中で
笑い合えるその日まで
僕は僕の場所でちゃんと
君に恥じない日々を生きる
月を渡る声よ
どうか君まで届いて
会えないほどに深くなる
この想いを灯りにして
君がいる
ただそれだけで
どんな夜も越えていける
同じ空を見上げながら
僕らは明日へ歩いていく
遠くても
心は君を
抱きしめている
- 作詞者
坂本松昭
- 作曲者
坂本松昭
- プロデューサー
坂本松昭
- ボーカル
坂本匠真

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ストリーミング / ダウンロード
『祈りが咲く空へ』は、夕暮れの街、離れた夜空、星の記憶、人生を変える愛、そして大切な人への感謝を、繊細かつ壮大に描いたJ-POPバラード・アルバム。シティポップの余韻、R&Bの艶、映画的なストリングス、包容力あるボーカルが重なり、切なさをただの悲しみで終わらせず、明日を照らす祈りへと変えていく。聴き終えたとき、誰かを想う心が少しだけ強く、優しくなる作品です。
アーティスト情報
坂本匠真
坂本匠真は、感情の揺らぎを洗練されたポップへと昇華するシンガーソングライター/ボーカリスト。 過ぎ去った愛が残すぬくもり、傷を越えて心が再び息を吹き返す瞬間、胸の奥でふいに疼く初恋の記憶、眠れぬ夜に滲む静かな孤独、そして闇の果てに差し込むかすかな希望を、繊細な言葉と都会的なサウンドで描き出す。 温かさと艶をあわせ持つ歌声、そして日本語と英語を自在に行き来するバイリンガルな表現力で、ダンサブルな高揚感から深い余韻を残すバラードまで、聴く人の心に長く灯をともす。 神奈川県出身。
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