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歌詞

backseat / not romance

overused

べたついた腕に抱かれていた女神様はばらばら

歯形のついた首筋は意味を失くし

一つの言葉を忘れたようだ

愛の贋作で得た対価で愛は買えた?

知るかよ

空っぽの身体を後部座席に放り込んだの

窓から溢れる生温い光を撫でて

知らない誰かのすべてを忘れた

遍く予感を断ち切るようにエンドロール

最終回であってほしい

なんとなく願った

誰かの吐く下卑た嘘がやさしくなるのはさかしま

捻れた欲望を受けとめても

虚しさすら与えられない

時間は価値、感覚は罪、体温は嘘

ふざけろ

とくべつだってちゃんとあるわ

でもそれは何だったかな

消えたネオン

見えないオリオン

瞼越しに赤い光

傾いた熱は肌に張り付く雑音を剥がした

思い出すことも忘れてたきみのことなのにね

最後に一つだけって

ねえ

まだ小さく鳴り止まないのに気づくんだ

わたしの歩幅できみの隣を歩けたなら

でもそれは嘘だよ

ずっとそうしてきた

本当に欲しいものを手にできないからって

全部捨ててしまったんだ

傷から溢れる生温い光を撫でて

きみのとくべつであれた未来を忘れた

すべての言葉よ、手を離してエンドロール

最終回はまだ来ない

もう飽きてしまった

  • 作詞

    田中喉笛

  • 作曲

    overused

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私たちは日本から酷使されています。
今回は4月28日(水)に3曲のセカンドEPをリリース。

1.壊す
不協和音が印象的なハードコアなJ-POPソングです。

2.正規化されていないスプリングバケーション
この曲の特徴は、キャッチーなメロディーとコーラスで速く動く感覚です。

3.後部座席/ロマンスではありません
逃げ場のない孤独な歌です。

大音量でお聴きいただければ幸いです。

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