朽ちてふたりを分かつまでのジャケット写真

歌詞

朽ちてふたりを分かつまで

Kyiku

病めるとき、健やかなるとき、

分かつまでお別れじゃないよ

与えられてしまう今日が退屈を着飾る。

窓の無い部屋の中、君の声、眩しい。

寄りかかる肩先に居場所さえ覚えたら、

馴染むような温もりに少しだけ甘えてる。

針を飲むことくらい痛いのも平気だよ。

指切りは綺麗事、紛い物って分かっても。

重ねあって、寄せあって、

確かな違いだって愛しいと思えた。

「血の通う馴れ合いをしようね」

寄る辺のない愛情にかまけた。

きっと終わり方さえ選べずに、

こんな汚い生命の我儘

植えついた情も優しさも、

肌に溶けて体温に移ろう。

人間ぶった共感もできて、安心そうな表情見せるよ。

きっと単純なようで愛は簡単じゃない。

欠陥品の全身を撫でて、表面上の安寧は齟齬で、

きっと正常じゃないし、

何気ないその仕草すら焼き付けては熱い。

幼気な手のひら、同じになれなくても。

泣き顔を潜めて、

弱虫を隠しても、

優しい目は気づいてる。

「そんな顔しないでよ」

重ねあって、寄せあって、

ふたりで希った拙い指先は、

抱き寄せた声に綻んで、

冷え切った頬は枯れてゆく。

「消えたくないな...」

もしも僕が偽物じゃなくて、

分かつ今日がお別れじゃなくて、

血の通う馴れ合いをしたくて、

寄る辺のない愛情を抱いた。

きっと終わってしまうこれまでの

こんな儚い生命の我儘

朽ち果てて、じゃあね、さよならだ。

寄る辺のない愛情を求めてごめんね。

遅いけど。

病めるとき、健やかなるとき、

「お別れを言うね

  • 作詞者

    Kyiku

  • 作曲者

    Kyiku

  • プロデューサー

    Kyiku

  • シンセサイザー

    Kyiku

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