

踏切から聞こえてきた音が
秋の足音に聞こえたんだ
君はどうしているだろうか
僕は手紙を書いた
開いた時の人々の足音が
とても冷たく感じた
君はどうしているだろうか
僕は手紙を書いた
踏切と雑踏から聞こえる音が
春のぬくもりを感じた
君はどうしているだろうか
僕は手紙を書いた
立ち止まる人々の足音が
初夏の息吹きを感じた
君はどうしているだろうか
僕は手紙を書いた
立ち止まる街
今すぐにも超えたい向こう側に
前をゆく在来線
逢いたい気持ちがままならぬ
錆びたレールの匂い
油で濡れた踏切に
買ったばかりのスニーカー
僕は戯けて立つ
レールがお日様に
挨拶しようとしてるじゃないか?
踏切がなくなると聞いて
足音が聞こえないと悲しいんだ
僕とはすぐに会えるから
君は手紙を書かなくなった
踏切のない街
今すぐにも超えたい向こう側に
上をゆく在来線
ちょうどいい距離を保っていたんだ
踏切が消えた街
今すぐにでも超えたい向こう側
快速電車が通過する
霞んだ野山がお早うをする
- 作詞者
島村秀行
- 作曲者
Yo-Field

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踏切の向こう側
星こにあ
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星こにあ
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