歌詞

乾いた大地に水を撒く人

しわしわの両手で水をすくう人

僕の知らない貴方が

誰かの知る貴方でありますように

ため息つくのを忘れずに

幸せも留まってくれるだろう

忘れないでと泣いていたんだよ

鱗や羽もそれを望んでいたのかも

鳥や獣も君を狙ってる

水辺を求めて粉を纏う羽になる

風化していく風景が綺麗だね

青く錆びた銅の群れ　儚いね

雨風を凌ぐため逃げたのに

進化とやらに追い出され

どこに行けばいいの？

僕の知らない貴方が

誰かの知る貴方でありますように

ため息つくのを忘れずに

幸せも留まってくれるだろう

手を伸ばしても泣き叫んでも

血反吐を吐いても待ってくれないのだろう

明日の僕は夕暮れ時まで

ため息をつく気だるげな粉を纏う

風化していく風景が綺麗だね

青く錆びた銅の群れ　儚いね

水辺を求め跳んだ羽の群れ

そこに辿り着けたなら

誰かいますか？