Lyric

窓から見える景色2人占めして

遠く 煌めく夏色 焼きつけた

ねぇ 昨日誰かがかいた知らない名前は

波がめくった未来ページ もう2人のキャンバスでしょ？

ただ通り過ぎるだけだった景色に

君が触れた瞬間 優しい音と鮮やかな色で 染まってく

夏の声に 背中押されて 走る この想い

始まるはず あの日の続き 貝殻の記憶

理由を探すより 熱さで溶けてしまうから

触れた頬に伝った 感情を抱きしめた

君が 砂に描いてくれたあのハートは

思わせぶり？それでも信じた 一瞬の温もり

言葉じゃ足りない痛みさえ この胸だけは知っている

誰にも知られず沈む あの夕日と君と僕の波音

「好き」って言葉だけがまだ言えなくて

代わりに名前たくさん呼んでみる

ねぇ、どっちから？って聞いたけど

もうそんなことは どっちでもいいんだよ

なんてごまかす その顔が一番ずるい

ねぇ なんでもない 時間も今なら

特別に変わって 昨日よりも君の隣がちゃんと 馴染んでく

夏の声が そっと包んでゆく この物語

ぎこちなくてたどたどしい仕草も全てが

まだ名前はなくて うまく言えない気持ちでも

一緒に描いていく未来なら 怖くないよ

君の心に出会ってまだ不安でも

笑ってたい 明日もその次も何年先も

ねぇこんな風にふざけ合うのも 全部 全部 君だからだよ

手を繋いで考えてる あの夕日と君と僕の波音

ねぇ今が幸せすぎて怖くて

ちょっと不安になる夜も

そのぬくもり強くもう離さないで

不揃いなままの呼吸さえ確かになっていくのなら

行き先なんてわからなくても君といたい 好き…だから

そっと重ねた時間が2人を染めていく

言葉よりも確かなことがここにはあるから

着慣れてないシャツと記念日にあげたアルバム

見える視界と記憶 触れた風残っている 大切はまた増える

夏の声が 胸の奥まで響いてく

キャンバスには 描ききれないほどの未来進む

見つけた綺麗な貝殻 波がくれた新しいページ

カメラロールに残した あの夕日と君と僕の波音