Lyric

僕と逃げようよ

監視者はきっと居眠りをしているから

とても幸せそうに

ほら、均質的な建物も今に熱を帯びてくるぞ

マクドナルドのコーヒーも

もっと大好きな味になるよ

そのドアは閉じこもるためじゃなくて

誰かを引き込むためにあるのさ

もしも誰かを愛してみたいと思ったら

そのドアに素敵な言葉を書こう

たまに海が見たくなるよ

だけど本当は海に似てる別の何かを

求めてる気がする

みんな大人になってしまう

天才はもうここにはいない

いつも世界は寂しすぎる

食べちゃえるくらいの寂しさよ

そのドアは招かれるだけじゃなくて

何かをこしらえるためにもあるのさ

もしも小さな火種が生まれるところを見たのなら

それをポッケに忍ばせて

今日の空に旨いコーヒーを注いで

分厚い雲と一緒にかき混ぜたいよ

やがて大きな乱気流を起こして

雷の先をシャーペンのように尖らせたなら

突き刺してみたい

突き刺されよ

突き刺されよ

あの人の胸に

突き刺してみたい

突き刺されよ

突き刺されよ

あの人の胸に