無機質な何か 数えてる様に
数字だけが 報道の渦に 舞い上がっている
白煙が閉ざす 見えない壁なら
表わす意味 分らないままに 怯え出している
おびただしい瓦礫 陸上の船に
横転する トラックを越えて 凍りついて行く
沈みだす土地に 哀惜も告げず
当惑さえ 放心の顔で 彼方を眺める
そんな中 一つずつ 朝が来る
目と目を 見つめ合い
手と手を 触れ合って
心と心を 寄せ合う時に
暗闇と寒さ 忍ぶなら今と
安否さえも 伝えきれないなら
積雪に惑う
物資さえ未だ 届かない町に
吐く息さえ 弱まってしまう 空気が固まる
美しい星の 残酷な仕打ち
怨むよりも 拍動する鼓動 打ち続けて行く
一つたりとても 尊厳を込めて
重き命 それぞれの胸に 受け止め続ける
そんな中 一つずつ 朝が来る
目と目を 見つめ合い
手と手を 触れ合って
心と心を 寄せ合う時に
いつか甦る 仲間と共に
きっと甦る みんなと共に
いつか甦る あなたと共に
- 作詞
大槻 剛巳
- 作曲
大槻 剛巳
大槻 剛巳 の“3.11その後”を
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生きることから ー その1
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KEIKO, My Treasure
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- 9
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大槻 剛巳
- ⚫︎
3.11その後
大槻 剛巳
- 11
K.M.S.
大槻 剛巳
Kissing Me Softly (K.M.S.) 。ステキな女性の表情をアルバムジャケットとした本作品は,倉敷市にある川崎医科大学の衛生学で教授を務める医師でありミュージシャンの大槻剛巳が新たにリリースする楽曲集。以前のアルバムは,高校~大学の頃の楽曲を旧曲新録していたが,本作では最近の楽曲を取りまとめて,今を表現する。 ジャケット写真に象徴される揺れ動く恋愛事情の楽曲,川崎医科大学卒後臨床研修センター職員の作詞による研修医応援歌,さらに,福祉の現場を目指す学生たちへのメッセージの曲,加えて2010年度に地元のAMラジオでレギュラー出演していた番組の企画から生まれた楽曲など,人生の場面々々で,前を向いて歩んで行こうという想いに寄り添う楽曲に溢れている。 特に,ラジオ番組の担当期間中に「3.11」が起こり,支援の想いを込めてラジオで歌った楽曲「3.11その後」は,今も続く復興に向けての不断の努力を支える想いが凝縮され,気持ちの強さを被災地に届けていく。 そして,アルバムのK.M.S.は,実はKawasaki Medical School の略。楽曲「K.M.S.」は,明るく楽しい修学の場から,病に苦しむ人たちを知識と技術と熱い想いによって支えることを誓う学生への応援ソングである。 寄り添い支え合い,励まし抱きしめて,そして信頼し合うこと。そんな大切さを改めて感じさせてくれる11曲である。
アーティスト情報
大槻 剛巳
大槻 剛巳(おおつき たけみ)は、日本の医師、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、俳優。京都府出身。新庄村国民健康保険診療所所長。川崎医科大学名誉教授。NPO映像作家支援機構理事。京都府福知山市生まれ。15歳の春から倉敷市在住。1972/1975年、NHK「あなたのメロディー出演。1974年、ヤマハポピュラーソングコンテスト全国大会出場。ボーカリストは庄野真代。1981年川崎医科大学卒業。その後、約16年間、血液内科医として診療・研究に従事。留学から帰国後、一般内科医としての診療と並行して、衛生学分野において環境保健と予防医学について実験的にアプローチする。一方、中学生の頃からオリジナル楽曲の制作にあたり、2014年以降、各種サブスクサービスを通じて楽曲がリリースされている。「凝視(みつ)めれば愛」は、自身が会長を務めた2014年日本衛生学会学術総会のサブテーマ。オリジナル楽曲(日本語ポップスです。)を基本は作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱でデジタルでリリース。「大槻剛巳」検索してお聴き下さい。
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Works Rrcords