

物心ついたばかりの
ぼんやりした午後だった
「赤ちゃんが生まれるよ」と
母さん 笑ってた
「男の子がいい?それとも」
問いかけられた僕は
理由なんてないくせに
こう言ったらしいんだ
スカート履く子がいい
くるくる回って笑う子
まだ見ぬ誰かを
勝手に好きになってた
スカート履く子がいい
そんな小さな願いから
やがて 妹ができて
世界がひとつ増えた
アルバムの端っこには
生まれたての君がいて
眠そうな僕の横で
ちいさく握った手
「お兄ちゃんになったんだよ」
母さんの声に照れて
心のどこか深くで
やっと意味を知った
スカート履く子がいい
ふわふわ揺らして走る子
転んで泣いても
すぐに立ち上がる君
スカート履く子がいい
あの日こぼしたひと言が
こんな日々になるなんて
あの頃の僕は知らない
ベランダに干された
ピンク色の服たち
風に揺れるたび
僕の心も揺れた
「守りたいものって
こんな形なんだね」
頭を撫でながら
小さくつぶやいた
スカート履く子がいい
くるくる回って笑う子
選んだ言葉は
今も胸で光ってる
スカート履く子がいい
あの日の幼い願いが
君の名前と一緒に
僕をお兄ちゃんにした
- 作詞者
kazmaribukuro
- 作曲者
kazmaribukuro
- プロデューサー
kazmaribukuro
- ボーカル
kazmaribukuro
- ソングライター
kazmaribukuro

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スカート履く子がいい
kazmaribukuro
子供の頃、何気なく口にした
「スカート履く子がいい」
という小さな願い。
その言葉のあと、本当に妹が生まれて、
“お兄ちゃん”という新しい世界が始まりました。
くるくる回るスカート。
ベランダに揺れるピンクの洗濯物。
アルバムの中に残る、少し色褪せた記憶。
『スカート履く子がいい』は、
幼い頃の無邪気なひと言から始まる、
家族のぬくもりと兄妹の時間を描いたノスタルジックな一曲です。
大人になった今だからこそ気づける、
「あの日、家族が増えた幸せ」を、
夕暮れみたいに優しく包み込むように歌いました。



