Fly Me to the After schoolのジャケット写真

歌詞

負けたあの子の風と街

こねこむ

終着の駅から見る公道は広告の様に

無数の絵画がただただ叙情を吐き、

静寂を投げてく

倍々になった夜雨さえ、触って感じるみたいに

日常の要素に今でも純金属を思い出す

自責で梳き、粧した心臓は

今まだ文字も書けないままで

行商人からペンを買い、大切にしている

言葉の綾を辿って 蛾をいぶす要領で

矢継ぎ早に飛ばす音を伴った私の声を

知らん振りしていた人に混じって笑いたい。

劣等生はあの子が焼く

この街の名菓の匂いを思い出していた。

伝説じみた伽話さえ幸先が良いだけのようで

白んだ陽の光と黄丹に変わる青い空より

「博打打ちなんかよせよ」

に似た声を聞いた気がして

「あぁうん、そう。」

と返すまでが花の香を纏うような私事事務

ねぇ、まだ思い出すよ

ザッピングした光景を

合図の鐘が鳴り、死体は焼かれる

英雄チェザーレ 君は勇敢で猥雑な友人さ

あー。

苦楽も痛楽も無けりゃ無いが

「誰々いじめ」は茶飯事だね

ジージーと音を出し、脆く光る遊道具の憂い

言葉の綾を辿って 蛾をいぶす要領で

矢継ぎ早に飛ばす世紀の傑作

それすら聴かない人を許していたい

解釈違いで笑いたい

生活缶を振ったら出た この街の外気も匂いも

度を越した嗄声にするだけだ

  • 作詞

    田浦なぎ

  • 作曲

    田浦なぎ

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こねこむの自主制作インディーズ1stアルバム

2023年1月24日~29日に開催された田浦なぎの卒業制作展にて発表
会場では円盤100枚が無料配布された

アーティスト情報

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