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歌詞

走りだす夏

yowahi

走り出した夏が軽やかに輝いた

汗ばんだ青い季節

儚さがくすんでいるみたいで

夢が覚めてしまえば

全てがなくなるようで

あの頃の記憶も匂いも

どこかに行きたい

あの焦燥感も 未来も 現実も

全てが嫌いで 嫌いで

それすら今は尊くて

ああこんなにも遠くに来ていたこと

気づけばあの頃と何も変わっていなかった

広い海を観ていた 自分が小さくて

悩みさえ波と共に消し去っていって

愛していたよ

いつかの約束もね 今でも覚えてるの

どこに向かえば もう一度笑えるの

あの頃の様に

走り出した夏が遠くで手を振っていた

懐かしい水の音と夕暮れの僕らの声だ

今が過ぎてしまえば全てが過去になって

同じようで少し違った

明日を僕は生きてゆくだけなのに

どうしてこんなにも悲しいの 苦しいの

ただ生きているだけなのに

もう過去を観ても変わらないこと

ここにいる僕は何者なのかも分からなくて

広い空を見ていた探した

僕だけにあるものを広い世界の中で

帰る場所が恋しくて懐かしくて

優しさに触れていたいよ

今を歌えば変わるの 自分が

全てが好きになれるの?

教えてよ 教えてよ

いくら泣き叫んだって

ここには誰もいなくなって

虚しさが募るばかりで

喜びも悲しみも忘れてしまえば

楽になって風に乗って

苦しみよ空へ羽ばたけ

走り出した夏が始まりを告げていた

行き場のない生ぬるい風が

涼しげな鈴の音で揺れる

夢が覚めてしまえば

全てが過去になって

少しだけ 晴れるような

そんなことを繰り返す僕は

新しい夏を 探している

繰り返すように 彷徨う夏

  • 作詞

    yowahi

  • 作曲

    yowahi

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2024年4月から活動開始のシンガーソングライター「yowahi」からリリースされる1stアルバム。
J-popにおける様々なジャンルの曲を収録。

アーティスト情報

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