

あの夕立に 濡れたまま
繋いだ手は 離れそうで
祭りの太鼓に 驚いて
笑った君が 眩しかった
もう少しで 届きそうな
恋に似た 懐かしい痛み
まだ言えない 「またね」さえ
心の奥で 揺れていた
浴衣の裾が 風に揺れて
君の横顔 ただ見てた
ねぇ この時間が 終わらなければと
願ってたんだ
君に会えると 信じてた
それだけで 十分だった
濡れた制服のまま 笑った
あの夕立も 今では思い出
ひとつの夏が 終わっても
心に まだ 通り雨と 夏の匂い
帰り道の交差点
君の言葉が ふいに過る
蝉の声と 混ざり合って
ふたりの影が 滲んでた
いつかまた 同じ場所で
笑い合える日が来たなら
今度こそ ちゃんと言える
「またね」って ちゃんと
本当はずっと 言いたかった
「また会える」って 笑いたかった
今年の夏も なんとなく過ぎて
あの時だけが ずっと残ってる
ひとつの夏が 終わっても
心に まだ 通り雨と 夏の匂い
線香花火 ぽとりと落ちた
言葉にならない さよならが
静かに 夜を 染めていく
君を まだ 忘れられない
君に会えると 信じてた
それだけで 十分だった
濡れた制服のまま 笑った
あの夕立は 今では思い出
ひとつの夏が 終わっても
心に まだ 通り雨と 夏の匂い
- 作詞者
YOSSHI
- 作曲者
YOSSHI
- プロデューサー
YOSSHI
- ドラム
YOSSHI
- ソングライター
YOSSHI
- パーカッション
YOSSHI

YOSSHI の“通り雨と夏のにおい”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
きらめき予報
YOSSHI
- ⚫︎
通り雨と夏のにおい
YOSSHI
- 3
Too Late to Know - 遅すぎた気づき-
YOSSHI
- 4
ページをひらけば
YOSSHI
- 5
秋のはじまりに
YOSSHI
- 6
小さなサイン
YOSSHI
- 7
またねって言えたなら
YOSSHI
- 8
I Can Stay - 消せない笑顔
YOSSHI
- 9
恋に落ちたら
YOSSHI
- 10
Access Denied
YOSSHI
- 11
まりか - 茉莉花 Matsurika -
YOSSHI
- 12
スターサークル
YOSSHI
季節の移ろいと心の機微を織り込んだ、YOSSHI初のアルバム『Sunny Side Stories Vol.1』。
きらめくポップチューンから切ないバラード、幻想的なエレクトロサウンドまで、全12曲がそれぞれの物語を紡ぎ出す。
通勤中や夜のひととき、ふとした瞬間に聴くと心を照らしてくれる――そんな一枚。
アーティスト情報
YOSSHI
YOSSHI(ヨッシー) 日本のシンガーソングライター/音楽クリエイター。 YOSSHI(よっしー)は、日常の中にある細かな感情や、ふと胸によみがえる記憶を、やわらかいメロディと温度のある言葉で描くインディーポップ作家/プロデューサーです。 派手さよりも、「また聴きたくなる温度」を何より大切にしながら、「Sunny Side Music Japan」 として作品を送り出しています。 よっしーの楽曲は、 忙しさの中でこぼれ落ちそうな感情や、 誰にも言えない本音、 懐かしい風景の匂い、 そういった“小さくて大事なもの”をそっと拾いあげるように紡がれています。 近年、YouTubeやストリーミングを通じて、海の向こうのリスナーにも少しずつ届きはじめました。 特にシドニーやチューリッヒでは、毎日のようにリピートしてくれる方が現れ、音楽が国や言語を越えて“誰かの生活の一部”になっていく瞬間を実感しています。 どんなに離れていても、同じ気持ちを抱く人が世界のどこかにいる。その想いが、よっしーの創作の原動力になっています。 「ひとりの夜に、そっと寄り添える曲を。」 「朝の光の中で、もう一歩踏み出せる曲を。」 よっしーはこれからも、生活の中でふと必要とされる“物語のあるポップス”を丁寧に届けていきます。
YOSSHIの他のリリース
Sunny Side Music Japan



