Lyric

星降る夜　欠けた月が陰る

ぬるい風が　淡い雲を運ぶ

夜が明ける頃　消えてしまうんだね

僕も連れて行って　誰もいないとこへ

暗い声が胸を刺して

温もり一つも気付かず

腫れた胸に針が刺して

零れ落ちていく

生まれ落ちた星の上で

僕ら声を枯らし歌う

意味はないよそれでいいよ

届かなくていいよ

零れ落ちた雫だけで

僕ら愛の言葉を吐いた

愛を一つそれでいいの

影は伸びていく

星を消して　光を繕う

影消えて　光が無くなる

いらないものはさ　全部無くして

そこに僕らだけが　幸せな世界を

僕ら同じ命なのに

地図に色を分け旗を刺す

同じように笑いあうのに

分かりあいはしない

煙くゆり星が陰り

羽の音に少し竦む

見て見ぬ振り気付いてるよ

静けさに濡れて

おぼろ月に足が止まり

叫ぶ声が耳を閉ざす

聞こえてるよ見えているよ

増えてく跡が

僕ら星で最初の二人

どんなとこになるのだろうか

風が凪いで空は青く

美しき世界

僕ら星の最後の二人

これでいいよこれでいいよ

次はなんて無くていいよ

遠く星に願いを