

それは昔の話
まだ土が柔かい頃の
赤子の様に にっこり笑える生き物の話
知を求むのは、食を手に得る為だった頃の話
振り向いたら刺された
「土がかたい」と泣いていた
刺された痛みより気になった
泣くことの意味
なぜ 泣いてるの?
土に何があるの?
嘆き泣くには何を持つ?
体凍えて とても空腹で 涙が出るのとは違うって
生きることと関係の無い何かを持たなければ嘆けないって
何かを求め⇒それが叶わなければ!
『そもそも目もないはずなのに 泣けるはずもない
顔のない顔で「笑えるはず」と思い込んで…』
ああ、刺された体を土の中にうずめて
泣くために必要なこと
ずっと、ずっと考えてた
季節が流れて、傷が癒えても
体凍えて とても空腹で出る涙とは違う何かを
動かぬ私の周りの土の
養分が枯れ果ていても
ずっと、考えた
空腹を忘れて
ああ、気づいたら土がかたすぎて動けない
泣くこと諦めた途端、泣けた
『目もない 鼻もない 嘆くこともできない
あるのはただ冷たいかたい土だけだ』
- 作詞者
あう
- 作曲者
亀㋲
- レコーディングエンジニア
淳
- マスタリングエンジニア
淳
- ギター
亀㋲
- ベースギター
淳
- ドラム
ごっちん
- ボーカル
あう

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