アデリータのジャケット写真

歌詞

ジョージコックス

junnos

ジョージコックス青いのを

僕が履いてた頃

闇を夜から奪って

輝くミッドタウンは

未だ造りかけの張りぼて

六本木通り走る

高級車の群れの合間を縫いながら

逆立てたモヒカン曲がらぬように

心だけ真っ直ぐ歩き続けた

あのお腹の大きかった

ホームレスはどうしたかな?

道で倒れてた背中に絵の人

どうなったかな?

なんで皆んな素通り出来るかな

振り返りもせずに歩けるかな

やがて僕もその一人になって

街の歩き方上手くなっていった

マレック チュニジア

中古車ディーラー

捌くの車だけじゃないぜ

ペケ まがり シロシビン

トリプタミン 知覚の扉開けてくれ

ミュージック

ヘッドフォンからジョンレノン

大脳辺縁系直撃

この世は愛で包まなきゃダメだ

そしてそれは夢じゃないんだ

頭に模様が入った日は

傘も効かないぐらい酷い雨で

血とインクとワセリンが流れて

Tシャツの襟首汚した

待ってた母とおばあちゃんの顔

今も時折思い返すよ

ごめん!だけど決めた事なんだ

自由への一歩目があの日だったんだ

だからロッケンロールミュージック

そばに居てくれないか

地図は無くしたけど

あなたが居れば十分さ

踊れロッケンパンクミュージック!

行こう

出口が無いのなら

叩き壊すしかないだろ

ジョージコックス青いのを

僕が履いてた頃

東二丁目バーガーショップで

油と夢に塗れて働いてた

ラスタの写真家

絵描きのラッパー

ダンサー

DJ

バックパッカー

夜な夜な夢を語り合って

真っ赤な目で朝を迎えたっけ

全てが安寧である代わりに

全てが寝ボケてるこの街で

安心安全という

箱庭の首輪付きの暮らしを愉しむ

生活の大丈夫な人が

バベルの塔で血の酒を飲んでる

僕の押入れの中

タイマー式LEDとハイポネックス

ピーコック向かいのアブサン酒場

生きるヒントを探しに通った

そこの大人が輝いて見えて

君が今訊いてくれたみたいに

どうしたらなれるか訊いて回って

答える代わりにくれた一杯

氷は溶けるが謎は解けなくて

時計読めなくなるまで呑んで

その一杯で未だ心は酔ってる

あの時の答えを未だ探してる

答えなど見つからないだろ

だから未だこの道を行くんだろ

心枯らすなきっと大丈夫

踠いてるうちに泳ぎ覚える

ジョージコックスは未だ胸の中

青い情熱が叫び止まないんだ

だからロッケンロールミュージック

そばに居てくれないか

地図は無くしたけど

あなたが居れば十分さ

踊れロッケンパンクミュージック!

行こう

出口が無いのなら

叩き壊すしかないだろ

ジョージコックス

青いのを僕が履いてた頃

  • 作詞

    junnos

  • 作曲

    junnos

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シンガーソングライターjunnosの6枚目のオリジナルアルバム。

アーティスト情報

  • junnos

    旅系弾き語りの人 生身で全国に衝撃を作り続ける。 家車での巡業を繰り返し訪れた事の無い都道府県市町は無い。 新たな言語での歌詞作りの為に長年住み慣れた種子島から現在ヨーロッパと日本を拠点に世界中を飛び回っている。 2024渡欧前のツアーではノンプロモーションながら5000人の聴客を集めて話題になる。 趣味は釣り、四児の父。 最新作は7thアルバム「寄港出航」

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WATATSUMI RECORDS

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