憂いの現世のジャケット写真

歌詞

憂いの現世

久三

現世は 由無きことに 明け暮れる

現身の 魂も 惑ひぬる

使ふ言葉は 軽く

悲しきことは 笑ひて 捨てらるる

古の 言葉は 聞こえず

光ばかりに 目を 奪はれ

心の 声は 掻き消される

輝く ものの 陰にて

嘆きは 募るばかり

人は 賢しらに 笑ひ

嘘も 真も 見分け難し

白きは 黒く 黒きは 白し

誰が 定めにて 計らむや

移ろふ 日々の中で

ただ 真の 音を 尋ね行く

魂は 疲れ果て

夢と 現の 境にて 彷徨ふ

誰も 問いかけぬ 声を 聞き給へ

光り輝く(ぴかぴかの) 鎧を 纏ひて

人は 光を 良しとする

されど その 心は 空にて

常に 寒き 風に 震ふる

哀れ 如何にせむ

我が 魂 今も 彷徨ふけれど

月は ただ 静かに 昇り行く

現世は 猶 哀れなり

  • 作詞者

    久三

  • 作曲者

    久三

  • プロデューサー

    久三

  • ボーカル

    久三

憂いの現世のジャケット写真

久三 の“憂いの現世”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    憂いの現世

    久三

アーティスト情報

  • 久三

    心の奥に触れる、言葉のかけらたち。 傷ついた誰かにそっと寄り添い、 忘れかけた感情を呼び覚ます。 久三(きゅうぞう)は、痛みも、喜びも、迷いも、 「そのままの感情」で歌うアーティスト。 ラップ × バラード、語り × 詩、 静かなメロディの中に、鋭い言葉を宿す。 SNSではその日常に潜む“本音”を切り取った言葉たちが共鳴を呼び、 数々の独立リリース曲が、心の奥にひっそりと届いている。 誰か一人にでも届けばいい。 そう願って、久三は今日も歌う。

    アーティストページへ


    久三の他のリリース

憂いの現世

"