Lyric

浴衣姿に髪を束ねた

君はまだ知らない僕の気持ち

隣を歩く 香水の香り

それは遠い記憶に触れていた

青い光 霧の中に揺らめいて

悠遠 夜更け 僕は君想うまま

流れる静けさと知らぬ気持ち 惹かれ光れと

優しい声が響く 君想うたび

出会う前の 記憶すら消えゆく

穏やかな会話を求める時でも

世の中の痛みを受け止めるほど

温かい眼差し君が作る世界

そして僕の心は酔いしれて

白い光 未だ変わらぬ この距離で

それでも時は進む 君想うまま

何時まで伝えぬと自問自答 何度も問いかける

愛しい君へ 僕はただ 蝉時雨？

もどかしくて火をつけた 導花線

僕の弱さだけ ただ1人で佇んでいるから

導花線を鮮やかに

いつかは散りゆくなら

それなら夜更け、僕は君想うまま

流れる静けさと確かな気持ち 決してそらさずに

優しい声が響く 君想うたび

導花線よ美しく 燃えてゆけ